しししの脳内の片隅

非常に需要がない

【検証】イシツブテ、水に浮いちゃう説

どうも、しししです。
季節は夏になり、6月になりましたね。
忙しい4,5月を乗り越え、およそ2ヵ月ぶりのブログ更新になります。
新学期始まってから忙しかったので許して下さい。いや、許してニャン

突然ですが皆さんはイシツブテをご存知でしょうか?
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序盤に出がちな岩タイプのポケモンで、これまで色々なジムリーダーに愛用されています。
なお、体の構造は顔から手が生えるという非常にシュールなつくりになっています。
今回は、このイシツブテでとある検証を行いたいと思います。

イシツブテ、水に浮いちゃう説

そんなわけないだろ」と思う方も多数いると思います。
当然です。だって彼の体はで作られているのですから。
ただ、こちらを見てください。

高さ:0.4m
重さ:20.0kg

よくよく考えて下さい。
直径40cmの石の球体が20kgだなんてオカシイ話だと思いませんか?
実際はもっと重いはずなんです。
つまり、このイシツブテは水に浮きます(断言)

しかし、高さと重さだけでは水に浮くかどうかは分からないので密度を求めたいと思います。

作業①
体積を求める

密度を求めるにはイシツブテの体積を測る必要がありますが、図鑑からは体積が分かりません。
そのため、公式イラストを定規で直接測り、比率を求めてから計算を行います。
ちなみにイシツブテの頭部を0.4mとして計算します。
f:id:Poke444:20160601153815j:image
各部位の長さを求めたので、ここから各公式を利用して計算していきます。
以下計算式になります。(イシツブテの体の凹凸は考慮してません)

パーツA(頭部)
V=4/3πr³より
4/3×3.14×20³=33493cm³

パーツB(拳)
V=4/3πr³より
4/3×3.14×10³=4187cm³
2個あるので4187×2=8374cm³

パーツC(前腕)
V=πr²hより
3.14×6²×20=2261cm³
2個あるので2261×2=4522cm³

パーツD(上腕)
V=πr²hより
3.14×2.5²×18=353cm³
2個あるので353×2=706cm³

パーツABCDの体積を足して
47095cm³

体積が出ました。
次に密度を求めます。

作業②
密度を求める

密度は物質の単位体積あたりの質量のことです。
ちなみに水の密度は1.00g/cm³であり、これより大きい密度であれば水に沈み、これより小さい密度であれば水に浮きます
密度は質量を体積で割ると求めることができます。
イシツブテの重さは20kg、グラムに換算して20000gです。
これより20000÷47095
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浮くやろ?

…見事な浮き具合ですよコレは。
0.42g/cm³なので、f:id:Poke444:20160601205746j:image
ヒノキの密度とほぼ同等でした。
木彫り人形かよお前は。
ということで説は立証となります。
しかし、これだけで話を終わらせるわけにもいかないので次の作業を行うことにしました。

作業③
イシツブテ本来の重さを求める

計測結果からイシツブテは木製であることが発覚したので、彼を石にしてあげる計算をしてあげます。
まず質量を求めるためには石の密度が必要なので、

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ググります。
ただ、石には様々な種類が存在し、密度もばらつきがあるので、「イシツブテっぽい石」を探しました。
その結果、イシツブテ安山岩と仮定することにしました
安山岩 密度」とググったら、どうやら安山岩の密度は2.50〜2.80g/cm³のようです。
これより、密度の最小を2.50g/cm³最大を2.80g/cm³として計算します。
質量は体積×密度で出ます。

最小  2.5×47095=117737g
最大  2.8×47095=131782g

kgに換算すると118〜132kgとなりました。
まあ、納得できる重さだと思います。
20kgはいくらなんでも軽いやろ…。

以上、検証結果でした。
この記事を読んで頂き、ありがとうございました。
他に検証してほしいことがありましたら、TwitterのDMで教えてください!
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ではでは!